世界で最も危惧される鳥類生息地を地図化

ハイイロコノハズク 写真提供: © Peter Steward

バードライフの作成した新しいストーリー・マップにより、アフリカの失われていく鳥類生息地の例やオーストラリアでの保全成功例を紹介しています。

1970年代以降、バードライフとそのパートナーは世界の絶滅危惧種を保護する上で極めて重要な陸地および海域を明らかにし、保全する活動を行ってきました。

その結果、IBA(鳥を指標とする重要生息環境)は生物多様性にとって重要なサイトのネットワークとして世界最大となり、これまでに12,000カ所以上が記録されています。また、IBAの数は私たちの調査と知見の拡大によって、常に増え続けています。

残念ながら、一部のIBAの未来は約束されたものではありません。多くのIBAが公式に保護されておらず、森林破壊、気候変動、戦争、都市化など様々な原因により、極めて重要な生息地や、そこに暮らす生き物が永遠に失われるという危機に直面しています。

私たちはこうしたIBAを守る活動を行っています。私たちの「危機にあるIBA」イニシアティブは、政府、開発当局、国際的な環境および保護条例や協定、企業、市民社会に対して、優先的に取り組むべき地域を明示しています。

このイニシアティブの一環として、「危機にあるIBA」の範囲や位置を示すマッピング・ツールを開発しました。最新版では、伐採により破壊されたマダガスカルの森林や、アフリカの自然がそのまま残る生息地を横断する中央分離帯付きのスーパー・ハイウェイの建設により危機にさらされている国立公園まで、IBAが直面している危機について紹介されています。

ストーリー・マップではIBA、そこに生息する生き物、状況およびIBAを守るために私たちが行っている活動が紹介されています。

IBAの保全事例の中には、順調に進んでいない例もありますが、オーストラリアの草原と島嶼の生息地が、パートナーの弛まぬ努力のおかげでかつてのように復元されたという成功例も紹介されています。

報告者: Alex Dale

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