最新の調査が世界的な鳥の絶滅増加を警告

最も最近に絶滅が宣言されたワキアカカイツブリ
写真提供:Chris Rose

バードライフ・インターナショナルとチャールズ・ダーウィン大学による新論文によれば、鳥の絶滅が驚くべき速さで加速しています。

科学雑誌‘PLoS One’に発表された論文‘種および亜種のレベルでの世界的な鳥類の絶滅のパターンと要因’で、過去500年の間に世界中で279の種と亜種が絶滅したことが明らかにされています。同研究は種の絶滅は20世紀初頭にピークを迎え、20世紀中盤までは一度落ち着きましたが、その後再び加速していることを示しています。

「この研究が行われるまでは絶滅率は減速しつつあるという望みがありました。」と論文の主筆者のチャールズ・ダーウィン大学のJudit Szabo博士は言いました。

「歴史的にはほとんどの絶滅は島嶼、特に太平洋の島々で起きましたが、本当に影響を受けやすい種ははるか以前に絶滅していました。」

この研究は現在の主な絶滅原因が農業のための自然環境の破壊によることを示しています。過去には持続可能ではない狩猟や、ネコやネズミなどの外来種が絶滅の主要因でした。

「人は直接・間接に絶滅に関係しています。」とSzabo博士は言いました。

世界の国民は2010年までに生物多様性の喪失を遅らせることを生物多様性条約(CBD)により合意しましたが、この目標の達成に失敗したことから、目標は2020年に変更されています。

論文の共著者、バードライフ・インターナショナルの世界調査コーディネーターのスチュアート・バッチャート博士は、多くの種が生き残っているのは保護活動による介入があるからだと言いました。

「世界中での絶滅阻止の活動がなかったなら、絶滅種のリストはもっと長いものだったでしょう。しかし、私たちはこれ以上の人が原因の絶滅を避けるためには保護活動を大幅にスケールアップしなければなりません。」とバッチャート博士は言いました。

「私たちが行った分析は、最近起きた絶滅についての最も詳細な状態を示しており、生物多様性の喪失に取り組み、今後の人が原因の絶滅を止めるための戦略を明らかにする助けになるでしょう。今日からインドのハイデラバードで始まるCBDの締約国会議(COP-11)は、2020年までに達成すべき目標に対する確固たる行動を必要とするでしょう。」

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