バードライフ本部で、風力発電の立地選定に関するワークショップが開催されました

日本野鳥の会からの委託で、「風力発電施設の導入における鳥類のセンシティビティマップ作成に関する海外情報の収集」として、イギリス・ケンブリッジのバードライフ本部で9月28、29日にワークショップを開催しました。

センシティビティマップとは、風力発電施設へのバードストライクなどの影響を受けやすい種やその生息地を明らかにし、その影響度の高い地域を可視化したもので、戦略的な立地選定を補助するツールとして使われます(一般的に影響度の高い地域における風車建設を回避するために活用されます)。

参考:イギリス・スコットランドのセンシティビティマップ(Bright et al. 2006)

参考:イギリス・スコットランドのセンシティビティマップ(Bright et al. 2006)

ワークショップでは、センシティビティマップを作成している国のパートナー団体を招聘し、各国で作成したセンシティビティマップの作成方法や政策・開発者等に対する働きかけ、課題などについて情報交換を行いました。

ワークショップの風景@ケンブリッジ

ワークショップの風景@ケンブリッジ

 

各国でおかれている状況は異なりますが、センシティビティマップを作成・運用する過程で、政府機関、地方自治体、開発者、出資者、NGO、市民団体など、様々なステークホルダーを交えて意見交換し、相互理解を得ることが、適切な立地選定を促進するために重要であり、そのプロセスについて様々なアプローチ方法を聞くことができました。 

また、フィールドトリップとして、イギリスのScroby Sandsに建設されている洋上風力発電施設を視察しました。Scroby Sandsでは、アジサシ類の大きなコロニーがあり、その影響を調べているMartin Perrow博士に話を伺いました。

Scroby Sandsの洋上風車。岸から約2kmほどのところに立てられている。

Scroby Sandsの洋上風車。岸から約2kmのところに立てられている。

日本でも風力発電の導入は自然エネルギーの促進として重要ですが、環境に配慮した開発を目指して活動を展開していきたいと考えています。

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