絶滅の危機に瀕している鳥の種の数が過去最高になりました

クロアシアホウドリ © Ben Lascelles

バードライフは、国際自然保護連合(IUCN)が発表しているレッドリストの鳥類の更新を担当していますが、2013年、絶滅危惧ⅠA類の種数がこれまでにない数に達しました。‘絶滅危惧ⅠA類’とは、野生で生息している状態で、絶滅の恐れに直面しているカテゴリーです。およそ200種の鳥がこれに該当し、永遠に失われてしまう危機にあることがわかりました。アジアに生息するシマアオジは、かつてはごく普通にいる鳥でしたが、罠猟などで急激に数を減らし、たった10年で3回も格上げされ、‘絶滅危惧ⅠA類’に加えられる一歩手前まで陥りました。生息地の喪失、農業の変化、外来種、気候変動等が主な原因で、これらが放置されればレッドリストは今後も長くなるでしょう。

一方で、保全活動がうまく機能している良いニュースもあります。

地球上の鳥で、最も絶滅が危惧されるアホウドリ類は、21種のうち19種が絶滅の危機に瀕していましたが、今回、2種(マユグロアホウドリ、クロアシアホウドリ)の個体数に増加がみられ、カテゴリーが格下げされました。主な脅威は漁業における混獲(鳥が漁業用の針や網にかかり命を落とす問題)ですが、バードライフの働きかけで、現在、世界中で多くの漁船が犠牲になる鳥の数を減らすべく協力しています。

こうした取組を続けて行くことには希望があります。種を守り絶滅を防ぐために、地道な保全活動の継続とスケールアップが求められています。

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